Edward Green, Malvern / Diary031
9.8.2014

 

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英国式革靴の聖地,ノーサンプトンに生まれ、品質にこだわり続けるエドワード・グリーン

そのクオリティはメゾンをも魅了し、近年もハイファッションにおいて活躍する同ブランドは

“ 正統的な革靴 ” として、世界中の紳士に支持されています。

 

そんな男気と仁義に満ち溢れるエドワード・グリーンから本日は、

とある傾奇者をご紹介

 

 

 

 

 

重厚な存在感、ある種の重々しさが革靴の魅力ですが、

中でも、より洗練性を追求したデザインで親しまれるフルブローグ

 

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各所を彩る大小のパンチングデザイン ( =ブローグ ) は、重厚なレザーの中に華やかさをプラスし

時にビジネスシーン、時にデイリーシーンと

幅広いシチュエーションで楽しめるフレキシブルさが魅力。

 

今回ご紹介する「 Malvern 」エドワードグリーンを代表するフルブローグモデルなのですが、

その固有名詞よりも強くお伝えしたいのは、ヴィンテージ・ドレスシューズでしか味わえない “ 仕上がり ” です。

 

 

 

 

 

以前にも書かせて頂きましたが、シューズに限らずレザーを用いたアイテムの旨味は

手を掛けた事に対する反応、愛着心の Call & Response ではないかと思います。

それを続けた結果、自分だけの表情に仕上がった時の充足感は何にも代えることができません。

 

約40年前に生まれた本品は、何度もそのやり取りを行った形跡が見て取れるのですが

その仕上がりが尋常ではありません。

 

 

 

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革への栄養はもちろんの事、色調も継ぎ足したであろう現在の顔立ちは

まるで彫刻

制限無く愛着を注ぎ、長い時間をかけたからこそ成し得た熟成の中の熟成は

それだけで人を引き付ける求心力を秘めています。

 

木目調を作っても本物の木目には敵わないように

ヴィンテージ調は本物のヴィンテージに敵いません。おそらく絶対に。

だからこそ、ヴィンテージがモードのお手本とされ続けるのです。

 

 

 

 

 

この奇跡的な仕上がりには、エドワード・グリーンの理念が大きく関わります。

 

同社では1足を仕上げるにあたって、それぞれの工程を各スペシャリストが手掛けるのですが

箇所によって厚みや風合いが異なる一枚革を、それぞれ適したパーツに切り分ける職人が存在します。

各特性を活かし適材適所に配する事で、比類なき履き心地の良さはもちろん

耐久性を高め、豊潤な表情を楽しむ事が可能となります。

 

本品では、その繊細な配慮が最大限功を奏しているのです。

 

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動く箇所はしなやか、寄り添う箇所はさりげなく、抑える箇所は屈強に。

 

全てを実現した結果、革の表情が各部絶妙に異なり

まるでワントーン・レザーパッチワークのように芸術的なコントラストを発揮しているのです。

 

 

 

 

 

全ては伝統と格式のために

心地良いシューズライフのために

そして、『 伝説の靴 』と称する人々の期待に応えるために。

 

品質に対して正面から向き合って生まれた一足が、

どこかの誰かの手に渡り、愛着を注がれた結果が本品。

 

 

 

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60-70s Edward Green, Malvern

 

 

レディトゥメイドの最高峰による理想的な着地点

 

革靴の本質を捉えた粋過ぎる逸品を受け継ぐ次世代の傾奇者、

お待ちしております。

 

 

 

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